子供の頃、筆箱にはいつもお気に入りの文房具が入っていた
つまらない授業中に筆箱の中から
いい匂いのする消しゴムを取り出して匂いを嗅いだ
キラキラしたキャップを机に並べて迷路にしたり
6Bの鉛筆でノートの罫線をなぞって
永遠に終わらないような時間をやり過ごした
学校はまるで動物園のようで檻の中
いつも早く帰って一人になりたかった
筆箱の中の文房具はそんな私を慰めていた
カラフルなロケットペン
芯に色がついたステイプラー
スワン型の鉛筆削り
キラキラのカラーペン
海外に行った時は粗悪な紙質のノートを買い込む
ビビットな色の付箋やメモ帳も見逃せない
悩みや苦しみをノートに吐き出して自分の感情を認める
自分で自分に相談して回答をもらう
嬉しいこと楽しいことも書いて、文字を目で追って喜びを深く味わう
「2021年をより良く生きるノート術」というワークショップをやったら
ノートや手帳が好きな人が集まって自分のことを話しだした
みんなに共通していることは
「未来を楽しみたい」
「もっと自分を育てたい」
ってところ
記録のためだけに書くのではなくて、これからの自分らしい生き方を創造するためにノートや手帳を使えないか
書くことで可視化して自分を俯瞰する
過去に書いたことを振り返ってこの時こんなだったなぁ~
と今の自分が昔の自分に大丈夫!って声をかける
私の一番の応援者は未来の自分かもしれない
気付いたら1日が終わっている
あっという間に月日が流れ1年が過ぎていく
書くことでもっと自分を知って、自分自身を活かしていけたら
必要とされる人に喜ばれて、誰かの役に立てるのではないか
毎日をもっと大事に噛み締めるには
もっと濃厚な人生を送るためには
時間管理とやりたいことを継続化させるために、どんな方法があるか
みんなで励ましあって応援し合える場所作りができないか
そんなことを最近は考えていて
実際に形にしていこうと思う
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