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執筆者の写真Mayako Nishi

不安を飼い慣らす


心配性ですぐに不安になって焦る 子供が赤ちゃんの頃

昼寝中も真夜中もちゃんと息をしているか心配でよく確認していた 子供の顔の前に手を当てて寝息を感じると安心する しばらくするとまた不安になる もし私のドジで子供に怪我をさせたり死なせたりしたらどうしよう

とわりと本気で考えていた そんなことばかり考えているから恐ろしい夢を何度も見た 思えば自分の母親も心配性だった

体が弱かった私のことをいつも心配していた そんな母親の態度や言動で自分に自信をなくしたことも多々あった

それなのに自分の子供にもそれをやってきてしまった 仕事でも あれちゃんと伝わってるか?

リマインドしておいたほうがいいか?

モヤモヤしたり 納期に間に合うように手配できてるのか何度も確認する ちゃんと送信されているかFAXもメールも必ず送信ボックスを見る 家に帰ってから「給湯室のポットの電源切ったっけ?」と不安になる あの人とあの人は仲が悪いから

バッティングしないように調整した方がいいかもと勝手に考える 色んな心配を抱えてぐったりする そういう風に見えないけど真面目なんだね と言われるが、これは真面目というか気が付いてしまうからしょうがないだけ

そして明らかに自分に自信がないことが原因だったと思う そのわりには大胆に後先考えずに行動してして大冒険する 泊まるところも決めずに海外にいってしまったり

仲良くなった知らない人の家についていったり 新しいことや知らない世界を見るのが大好きだから

勢いで(でも震えながら)バンジージャンプしまくる 自分のなかに矛盾する人格が住んでいるような気もする


先のことは考えてもしょうがない なるようになる と言う人がいるけど そういう考えができてうらやましい その理論は分かってはいても

どうしても自分はそういう風に考えることができない だからそんな不安を飼い慣らす術を自分なりに一生懸命考える まずは段取り、準備を納得いくまでやる これはほとんど自分を安心させるためにやってる 何かやるってなったときには抜かりなく準備しておいて

何があってもある程度対応できるように心の準備をしておく しかしどんだけ準備しても予定通り進むはずもないので

そこで調整、軌道修正する柔軟さは大事 そして どうなっても私は大丈夫だ! 困ったときは誰かが助けてくれる! と思い込む これはただ思い込むだけじゃなくて、ちゃんと色んな裏付けをもとに感じる 自分を信じられる根拠のない自信を育てる それは具体的な行動によって積み重ねる そのままの自分を出せて認め合える人間関係を構築する なるようになると楽観的に考えることはできない代わりに 今に集中する 今だけ見てれば不安は消え去る 究極のところ 明日死んでもいいくらい毎日精一杯生きていれば

不安を飼い慣らすことができる あとはすべてお任せする

という結論に現在は至る





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