HSPの特徴のひとつに
「人を見る目が平等」
というのがあると感じる
電車で寝ているサラリーマンも
お母さんに連れられた小さな子供も
寒い日に段ボールで眠るホームレスの人も
笑ってばかりいる女子高生も
体や知能に障害を抱えている人も
どんな立場のどんな人でも
同じ命として見ることができる
同じ命の重みを感じる
外的要素を取り除き
その人の心を見ている
日々繰り広げられる様々な出来事に
心を揺さぶられる
あらゆる刺激に敏感に反応するので
遠い国の悲しいニュースに涙し
自然や芸術に心が踊り深く感動する
平和と愛の世界を望む
先日HSPのお茶会を開催した
普段人にはあまり言えないこと
ひっそりと抱えてきた世間とのズレ
見ないようにやりすごしてきた違和感
そんなことがするすると出てきて
それにみんなが共感して共鳴する
感想のひとつに
「何故か癒さた」
というのがあり
HSP同士で交流すると
何故癒されるのか考える
おそらくそれは
その空間がサンクチュアリだから
サンクチュアリとは
敵の攻撃を受けない安全地帯のこと
聖域な場所のこと
今まで理解されないと諦めていたことが
自分だけではなかったのだと実感すること
良心的で心優しい人たちと対話することで
そのままの自分自身を認められる安心感
お互いがそれぞれの場所で
切磋琢磨して生きてきた背景が見え隠れする
自分のことを理解して育てようと希望を持ち
前を向いて前進している様に感動する
自分はどんな人間なのか
何が好きで何が苦手なのか
何がやりたくて何がやりたくないのか
それを突き詰めて表現していくことで
周りに同じような人が集まってくる
サンクチュアリは広がっていく